新聞や金融関連の記事の中で、金利が下がったので株価が上がったとか、金利が上昇したため株価が下がったとか、金利と株価の関係について書かれていることが多くあります。
金利と株価はどのような関係にあるのでしょうか?また、なぜそのような関係が生じるのでしょうか?
最初に、金利と株価の関係について説明します。そのあと、金利と株価の関係が生じる2つの重要なポイントを解説します。
みなさまの株式投資にお役に立てば幸いです。
金利と株価の関係とは
一般的に、金利と株価の関係は以下です。
- 金利が低下すると、株価は上昇します。
- 金利が上昇すると、株価は低下します。
なるほど..
では、なぜ、そのような関係があるのでしょうか?
金利と株価の関係が生じる2つの重要なポイント
ポイント①:金利は企業の借入コストに影響する
一般的に、金利の企業への影響は以下です。
- 金利が低下すると、企業の借入コストが減って企業収益が改善し、株価の上昇につながります。
- 金利が上昇すると、企業の借入コストが増えて企業収益が悪化し、株価の低下につながります。
企業は、事業を行うために銀行や金融市場から資金を調達します。
調達した資金は、普段の資金繰りに使う運転資金になったり、老朽化した設備の買い替えや新たな事業拡大のための設備投資資金になったりします。
すなわち、企業が調達する借入金の金利が高いか低いかが企業収益に影響するため、金利と株価の間に関係が生じるわけです。
金利はこうやって株価に影響するんだ..
ポイント②:金利は景気に影響する
一般的に、金利の景気への影響は以下です。
- 金利が低下すると、住宅ローン金利やカードローン金利などが低下するので個人消費が活発となり、また企業の設備投資も増えるので、景気は回復していき、株価の上昇につながります。
- 金利が上昇すると、住宅ローン金利やカードローン金利などが上昇するので個人消費が鈍化し、また企業の設備投資も減るので、景気は悪化していき、株価の低下につながります。
すなわち、金利が低下すると景気がサポートされるため経済が回復して株価上昇につながり、金利が上昇すると景気を冷ますため経済が悪化して株価低下につながり、やすいわけです。
金利は、身近なものですね..
注意点:金利と株価の関係
金利と株価が、同時に上昇したり、同時に低下すこともあります。それは、以下のような時です。
- 景気が継続して回復していく場合には、金利と株価は両方とも上昇していきます。株価は、金利が上昇しても景気が強いので、自力で上昇していくことがあります。
- 景気が継続して悪化していく場合には、金利と株価は両方とも低下していきます。株価は、金利が低下しても景気が悪いので、自ら低下していくことがあります。
すなわち、景気が継続して回復または悪化していく場合には、金利と株価は同じ方向に動きます。
景気も大事ですね..
まとめ:金利と株価の関係
金利と株価の大まかな関係は以下となります。
- 金利が低下すると、株価の上昇につながります。
- 金利が上昇すると、株価の低下につながります。
- 景気が継続して回復していく場合には、金利と株価は両方とも上昇します。
- 景気が継続して悪化していく場合には、金利と株価は両方とも低下します。
こられの4つの関係をぜひご理解ください!
4つの関係、覚えるぞー..
以上、みなさまの株式投資にお役に立てば幸いです。
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